キャンプのときの子供の服装は?選び方のコツを紹介
子供とキャンプを楽しみたいときに、気をつけたいポイントは「服装」です。
特に小さい子供は、自分で調節することが難しい場合が多く、大人が配慮する必要があります。
では、キャンプの服装について、どのような点に気をつけるとよいのでしょうか。
今回は、子供の服装について抑えておきたいポイントを紹介します。
キャンプで準備する子供の服装パターンは3つ
子供の服装を考える際、大きく分けて次の3つのパターンがあります。
- 日中の服装
- 夜の服装
- 就寝時の服装
それぞれのポイントを紹介しますね。
①日中の服装
活動のメインとなる服です。
キャンプでは、バーベキューやアスレチックなど、とにかく動く機会が多いので、できる限り動きやすい服がおすすめです!
また、オーバーオールなど上下のつながる服装は動きを制限してしまうので、避けるのがベストです。
汗をかいたり水遊びで濡れたりすることを想定して、2セット多めに持参してもよいでしょう。
夏であれば、速乾性のある生地がおすすめです。熱中症対策の帽子も忘れないでくださいね。
さらに、スズメバチが近寄るのを避けるため黒は控えましょう。
冬は着せすぎに注意が必要です。
子供はちょこちょこ動くので、汗をかきがち。あまり着せこんでしまうと、汗が冷えて体調を崩す要因になってしまいます。
汗をかいたときに交換できるよう、冬のキャンプでもインナーの予備があると安心ですよ。
さらに、厚手の靴下で足先の冷えをカバーできるとより快適に過ごせるでしょう。
②夜の服装
キャンプ場は山の中にあることが多く、夜は一気に冷える場合があります。
日中着る服に加えて、重ね着できるものを持参するのがおすすめです。
また、風が強い場合に備えて防風性の高いウインドブレーカーがあると便利ですよ。
秋から冬にかけてのキャンプは、アウターやマフラー、フリースなど、寒さ対策ができるものを準備しましょう。
③就寝時の服装
屋外のキャンプの場合は就寝時の服装も重要です。
暖房はもちろんないので、インナーやパジャマで体温調節する必要があります。
年齢によってはスリーパーなども活用し、体が冷えすぎないように対処しましょう。
また、パジャマは不要という考え方もあります。
荷物を減らす意味でも、重ね着に代用できる、スウェットやジャージを利用するケースは一石二鳥でおすすめです。
子供の服装を選ぶ4つのポイント
必要なパターンがわかったところで、次は選び方について紹介します。
キャンプにおいて子供の服装を選ぶときに気をつけたいのは、次の4つです。
- 動きやすいか
- 機能性に優れているか
- 目立つ色か
- 汚れてもよい服か
詳しく解説しますね。
①動きやすいか
いちばん重要なポイントは「動きやすさ」です。
子供は、大人が思いもしない遊びをします。
子供の動きを制限しないような服を選びましょう。
例えばストレッチが効いているものや、余裕を持ったサイズの服などがあります。
②機能性に優れているか
夏であれば吸水速乾性、冬であれば保温性など季節ごとに適した機能がついている服は重宝します。
木の実や石など拾ったものを入れられるポケットも必須ですよ。
重ね着用に持参するウインドブレーカーは、防水防風機能があると快適に過ごしやすくなります。
③目立つ色か
キャンプ場は森の中にあることが多く、迷子になると探しにくい可能性があります。
赤や黄色など自然の中でも目立つ色は、子供がどこにいるか確認しやすいので安心です。
服以外でも帽子や靴、バッグなどの小物を目立つ色にするのもよいでしょう。
④汚れてもよい服か
子供は自然のなかで思い切り遊ぶので、当然服は汚れますよね。
汚れることを前提として、普段着から選ぶことをおすすめします。
新品のお気に入りの服は持って行かないようにしましょう。
着替えは多めに持って行こう
キャンプ場には、洗濯機などの設備はほぼありません。
「着る服がない」という事態にならないよう、予備の服は多めに持参しましょう。
汚れた服を入れるビニール袋やジップロックなどもセットにしておくと、持ち帰りが楽になりますよ。
子供は思いもよらない行動をするので、汚れ方もダイナミックである可能性が高いです。心しておきましょう。
子供とのキャンプは新しい発見がたくさん
たびたびお伝えしましたが、子供は本当に想定外の動きをします。
しかし、普段見ることのできない一面や、成長を感じるきっかけにもなります。
自然と触れ合い、テントで過ごす経験も子供にとっては大切なものになるでしょう。
ぜひ全力で遊べる服装選びをしてあげてくださいね。