
【女子ソロキャンプ】安全に楽しむための3つの心得
メディアの影響もあり、ソロキャンプは人気のレジャーのひとつになっています。
近年は女性のソロキャンパーも増え、のんびりした時間を快適に過ごしているようですよ。
しかし、女性のソロキャンプで不安なのは安全面。女性が1人でキャンプをする場合、危険が伴うこともあるのです。
そこでこの記事では、女性のソロキャンプで気をつけるべきポイントを3つに絞って紹介します。
女子ソロキャンプで想定されるトラブル
- 近隣とのトラブル
- 夜間や就寝時のトラブル
- 盗難被害のトラブル
近隣とのトラブル
自身が経験した近隣サイトとのトラブルを、SNSで発信している女性ソロキャンパーもいます。
例えば、知らない人がテントの前に居座りなかなか帰らず困ってしまった、隣のテントの人達がうるさくて静かに過ごせなかった、など。
夜間や就寝時のトラブル
夜間のトラブルは注意が必要です。
暗くて人気のない就寝時は、知らない人がテントに入ってきたなどのトラブルが起こります。
写真を撮られていたことを後日SNSで知ったなどゾッとするような話もあるようですよ。
盗難被害のトラブル
女性のソロキャンプに限りませんが、女性1人だと狙われる確率は高くなってしまいます。
さらにグループキャンプに慣れている場合においては、防犯意識も低下しがちです。
「近くに誰もいないから」と油断せずに防犯意識を持ちましょう。
女子ソロキャンプの心得①キャンプ場の選び方
ソロキャンプのトラブルに対処できるよう、心得を紹介します。
電波が入るエリアでキャンプをする
これは絶対条件です。自然を求めて奥地に行きたい気持ちはわかりますが、いざというときに連絡が取れなければ何もできません。
事前に電波が入るかどうか、キャンプ場のチェックをしておきましょう。
管理人が駐在しているキャンプ場を選ぶ
万が一何かあった時に、助けを求められるよう管理人が常駐しているキャンプ場を選びましょう。
初心者やファミリー層に人気のキャンプ場は、比較的管理人が常駐しているのでおすすめです。
女性1人の場合は、河原や無料で利用できる場所でのキャンプは出来るだけ避けましょう。
サイトはフリーよりも区画がおすすめ
サイトを選ぶときは境界線のないフリーサイトではなく、区画分けされているサイトを選ぶようにしましょう。
各自のスペースができるだけ分けられている方が、トラブルに繋がりにくいですよ。
女子ソロキャンプの心得②装備の安全性を高める
持ち物の装備を高めることも身の安全を守れます。
前室付きテントがおすすめ
オープンタイプのテントの下でコットで寝るスタイルも、ワイルドに楽しめて良いのですが、女性のソロ気キャンプの場合は危険度が高いです。
就寝中もテント外の共有スペースとの距離が取れる前室のあるテントが安心でしょう。
荷物置き場にもなるため、サイトがスッキリまとまるメリットもありますよ。
テントの内側から鍵をかける
テントを離れる際、ファスナーに鍵をかけているキャンパーも多く見かけますよね。
同じように、就寝時は内側から南京錠やダイヤルロック式の鍵をかけることで外からの侵入を防ぐ効果があります。
防犯グッズを取り入れる
誰かがテントに近づいてきたら明かりがつくような、人感センサーライトを設置するのも対策のひとつです。
こちらも気付きますし、侵入しようとした人も不意に照らされ焦るため抑止につながりますよ。
合わせて防犯ブザーも準備しておくと良いでしょう。
1人じゃない雰囲気を出す
大きめのサンダルや、数足の靴をテント前に並べるだけでカムフラージュできます。
簡単な手法ですが、複数人数に見せかけることで女子ソロキャンプであることをわかりづらくしますよ。
女子ソロキャンプの心得③周囲への振る舞い方
キャンプ場においての振る舞い方にも注意があります。
無防備に仲良くなりすぎない
周りのサイトの人達と気軽に話ができるのもキャンプの魅力ではあるのですが、必要以上に仲良くなってしまうと勘違いされてしまうことも。
ある程度の距離を保って接することも大事です。
場所が特定できるような写真をリアルタイムでアップしない
「このキャンプ場でソロキャンプを楽しんでる」という内容をSNSにリアルタイムで上げることは、思わぬ危険を招きます。
SNSを利用する際には、場所のタグ付けをしない、場所が特定されないような写真をアップするなどの注意が必要です。
心得があれば大丈夫!女子ソロキャンプで自由な時間を楽しもう。
気ままで楽しいソロキャンプですが、女性1人だと危険もあることは念頭に置いておきましょう。
しかし紹介した心得を実践しながらソロキャンプを楽しめば、危険はいくらでも回避できます。
キャンプ場の選び方、装備の安全性、キャンプ場での振る舞い方どれも難しくないものばかりです。